ニュース NEWS

プレスリリース

北海道における使用済み太陽光パネルのリサイクル事業について鈴木商会とトクヤマが連携スキーム構築検討の基本合意

株式会社鈴木商会(本社︓札幌市中央区、代表取締役社長︓駒谷僚、以下「鈴木商会」)と株式会社トクヤマ(本部︓東京都千代田区、社長︓横田浩、以下「トクヤマ」)は、北海道における使用済み太陽光パネルのリサイクル事業について、2024年7月1日付けで連携スキーム構築の検討を図ることで基本合意書を締結しました。

【背景】
2010年代にFIT制度*の導入により急速に普及した太陽光パネルは今後、耐用年数を超えて廃棄量が大きく増えることが見込まれています。こうした背景を踏まえ、鈴木商会が有する北海道におけるリサイクルノウハウと、トクヤマが新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同研究中の太陽光パネル低温熱分解リサイクル技術を活用し、両社は、使用済み太陽光パネルリサイクルの道内連携スキームの構築を目指します。
*再生可能エネルギーの固定価格買取制度

【基本合意の内容】
道内連携スキームの構築には、太陽光パネルに特化したリサイクル拠点の整備、広域分散型に対応した収集運搬体制の構築が必要不可欠です。これらの課題解決に向けて、下記の検討を行うことに合意しました。

① 本件事業を社会実装化するための調査・検討
② 本件事業の協力関係に係る道内連携スキーム構築の検討
③ 本件事業活動に必要な業務提携先の検討
④ その他、本件事業に必要と判断する事項に係る検討

トクヤマが北海道空知郡南幌町を拠点に行うNEDO共同研究事業「太陽光パネル低温熱分解リサイクル技術」は、2025年度内の事業化を目指していることから、トクヤマの設備稼働時期を見据えた道内連携スキームの立ち上げを検討しております。両社は、道内における実効性の高いリサイクルスキームの構築に向けて、今後も活発な検討を進めて参ります。

<お問い合わせ先>
株式会社鈴木商会 広報部 渡邉/藤田 TEL:011-280-1281
株式会社トクヤマ 広報・IRグループ TEL:03-5207-2552