ELV(自動車リサイクル)事業 ELV
ELV(自動車リサイクル)事業
使い終わった自動車に、新しい命を。
道内一円から回収した廃車を解体し再利用の道へ。
愛着をもって乗りこなした車が再び誰かのカーライフを支える、循環型社会の自動車リサイクル。
ELV = End of Life Vehicle(エンド・オブ・ライフ・ビークル)、役割を終えた自動車を引き取り次に生かすのがELV事業部です。 使用済み自動車は、入庫検査で中古部品として使用できるかどうかを細かくチェック。 まず、エアコンのフロンガスやエアバックを適正に回収・処理した後、手作業で部品ごとに解体・仕分けします。 たとえば、再利用できるタイヤは国内外の中古市場へ、使えないものは製紙工場などの燃料としてサーマルリサイクル。 オイルは再生油の製造工場に引き渡し、エンジンは中古部品や金属スクラップとして国内外へ出荷。 部品の回収が終わった車体は、自社シュレッダープラントで破砕され、金属スクラップとそれ以外の素材に選別されます。 なかでも、アルミは自社のアルミ溶解プラントにて溶解され、アルミ部品の原料として自動車部品メーカーで再利用されます。 このようにELV事業部には、引き取り・フロン回収・解体・破砕と大きく4つの作業がありますが、 石狩事業所のように同じ敷地内にシュレッダープラントを備えた事業所は道内企業でも珍しく、 解体現場からの輸送が省けるぶん、時間短縮や省エネルギーに貢献しています。