当社はこの度、コベルコ建機株式会社と共同で、重機遠隔操作システム「K-DIVE®」の導入検証を開始しました。
安全面や人口減少などによる慢性的な人手不足に加え、広大な北海道の資源リサイクル事業はその「広さ」も働き手に取って大きな制約となります。
当社は資源リサイクル事業の現場におけるこのような様々な課題解決に向け、コベルコ建機とともに北海道内では初めて「重機の遠隔操作システム実用化」に挑戦します。
まずはステップ1として、事務所内での重機遠隔操作によりオペレーターの安全確保と環境改善を実現。さらにステップ2では、現場から遠く離れた操縦室からの遠隔操作により、オペレーターの勤務地の制限も取り払った職場環境の実現を目指します。
なお北海道における「K-DIVE®」の導入検証は本件が初となります。
■鈴木商会代表取締役社長 駒谷僚 コメント
「K-DIVE®」システムを導入することで、特定の人・場所・時間などの制約を受けずに現場での作業が可能となり、より効率の高い作業ができるようになります。これによりコスト削減や生産性の向上、現場省人化による本質的な安全確保などの効果、さらには深刻化する建設技能者不足への対応も含めた多様な人材活用の可能性にも繋がり、多くの人にとって魅力ある「誰でも快適に働ける現場」の実現を期待しています。